2020/2/8 キングコング西野亮廣 講演会レポート 

こんにちは!!さとしゅんです!!
昨日、3か月半ぶりのブログ更新をしたばかりですが、今日は岡山で開催されたキングコング西野亮廣さんの講演会に行ってきましたのでその模様を早速お伝えしたいと思います!

キングコング西野亮廣さんについて

まず、登壇者である西野さんについて簡単にご紹介したいと思うのですが、正直ボクもあまり詳しく知らないというのが正直なところでした
知っているところでいうと、西野亮廣さんは吉本所属で梶原雄太さんとのお笑いコンビ「キングコング」で若いころから人気を獲得。人気番組「はねるのトびら」のレギュラーを務めていました
最近は「ディズニーを倒す」をスローガンに特にエンタメ・芸術分野に力を入れており、主宰するオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」は国内最大の会員数を誇っています。また、絵本の制作にも力を入れており、『えんとつ町のプぺル』が絵本としては異例の大ヒットをしており、舞台化され映画化の予定もあるらしい・・・

これくらいの知識だったのですが、まあまあ知ってましたね(笑)
加筆すると、2016年10月に発刊された『えんとつ町のプぺル』は絵本業界では5,000部でヒット・1万部で大ヒットといわれる中、現在までに40万部を売り上げており、今年の12月に映画化が決定しています
また先日のニュースで、俳優・小出恵介さんがアメリカ版の舞台で主人公・プペルを演じることが決定したことも話題となりました

なぜ、参加したのか

オンラインサロンに入っているわけでもなく『プペル』を読んだこともないボクがなぜこの講演会に参加しようと思ったのかというと、主宰や運営にかかわった方々が日ごろお世話になっている方だったからです(Twitterのフォローすらしていない…)
中でも、ボクに情報発信の仕方を教えてくれたやぶなおさん、そしてボクの人生の一大決心の後押しをしてくださりこの講演会をの主宰するいろは邑の代表である江崎英子先生
このお二方が開催、運営に関わるということで、自分も参加してみようと思った次第です

*講演前に『プペル』は読みました。現在、西野さんが無料で公開してくれているのでまだご覧になっていない方はぜひどうぞ!!
https://r25.jp/article/581356883170827173
*講演後、Twitterもフォローさせていただきました

講演「モノを作り、”売る”ということ~『えんとつ町のプぺル』大ヒットの秘密~」

さて、ここから講演会のレポートをまとめていきたいと思います!
タイトルは元々あったものではなく、講演内容を総合してボクが勝手につけました!(笑)
講演会は西野さんの1時間30分の講演を前半、主催者で親業訓練インストラクターの江崎英子先生とその親業を導入している Earth8ight universal school光本教秀理事長を加えた3人でのトークセッションという形で行われました
今回は前半の講演部分に絞ってレポートをお伝えできたらと思います!

僕たちの挑戦を阻むもの

司会の方の紹介の後、小走りでステージに現れた西野さんはまずご自身の現状を簡単に説明した後、
世の中には僕たちの挑戦を阻むものが2つある
と言いました
1つ目が”お金” どんなに挑戦をしたくてもお金がなくて断念せざるを得ないという状況が生まれることが多々ある
2つ目は”広告” 何かを売りたい、知ってほしいと思っても、その手段を私たちは知らない

なぜなら、その2つに関して、社会に出るまでの教育で私たちが学んでいないから
そして、学ばずに育った大人が子供たちを教育するからその子供たちもまたこの2つに関して無知なまま社会に出るという悪循環が生まれている

今回の講演では2つ目の広告についてお伝えしていこうと思う

今、やるべき広告の手法は【バーベキュー型】だ!

広告の手法というものは日進月歩の勢いで変化しているが、自分の講演会のチケットの種類を例にとってみる。売り出したのは次の4種類のチケット
①B席 ②A席 ③S席 ④運営スタッフ券
この中で、一番よく売れたのは④の運営スタッフ券。現代の人たちは、自ら体験したことを発信したいと思っている。それも ”お金を払ってでも” なぜならそのほうが発信に価値が出るから

一昔前までの発信の仕方は【レストラン型】だった
高級だったりオシャレなレストランに行き、そこでプロが作った料理の写真や体験を発信することに多くの人が価値を見出していた
しかし、現在は自らが体験し生み出したものを発信したいという【バーベキュー型】の発信の仕方が主流になってきている

これは、サービスを提供する側が質の高さ(=クオリティー)だけでなくお客さん自身が参加できる余白をサービスの中に設計できているかが重要になっているといえる

また、芸人仲間であるお笑いコンビ・ダイノジDJダイノジとして音楽フェスで一番観客を盛り上げたという事実は、クオリティーの完璧さではなく余白の重要さを示す一例だ
広大なステージで、中年のおじさんがぼろぼろのダンスを披露したことで、1万人の観客は
「自分が踊っても恥ずかしくない」と感じ、一斉に踊りだし、大盛り上がりになったという話だ

芸人ではなく絵本作家で勝負

20歳の時に芸人としてブレークし、レギュラー番組も持って順風満帆とも思える人生だったが途中であることに気が付いた
「これは芸人の先輩たちが敷いたレールの上を走っているだけだ。いくらこのレールの上を競争してもレールを敷いた張本人たちには絶対に勝てない。一番にもスターにもなれない」
他人の敷いたレールでの競争に参加した時点で負けが確定してしまうことを実感し、また漫才では世界でも勝負できないことから、〈1番〉になるためには自分がに何かを作り出さなければと思うようになった

そんなある日、タモリさんに「絵を描け」といわれ、そのまま絵本作家になることを決めた
まず、既存の絵本作家たちに劣っている部分として
〇技術・経験の差がある 〇出版社などとのコネもない
ことを洗い出し、次に勝っている部分として
〇作成にかける時間があること 〇芸能活動など、収入源が他に複数あること
これらを洗い出した

日本人の悪癖として「肩書」にこだわるということがある
これまで、日本は終身雇用だったために「どこに所属しているか」というのが重要視されてきた
しかし、現在の企業の平均寿命は23年ほどで、日本人の平均寿命もどんどん延びている中で、生涯1つの企業に勤めることはほぼ不可能だし副業も当たり前になりつつある

絵本に関しても、専業の作家であれば収入を途絶えさせることが出来ないから短いスパンでの製作を強いられるが、自分の場合は他の収入源があるために制作にいくら時間を使ってもいい
これは副業、収入源を複線化している自分の強みだった

これによって既存の専業絵本作家とは同じレール上の競争に参加しないという選択をすることができた

「副業・転職をもっとカジュアルに」

絵本を書き始めたが・・・

いざ絵本を書き始めてみると、奇跡的に才能があった(笑)
Dr.インクの星空キネマ』という処女作は約100ページの超大作で本人的にも周囲からの評価も上々だった
けれど、3万部の売り上げにとどまった…(1万部で大ヒットではあるが、目標・期待値はもっと高かった)
「結果が出なかったのはたまたまだ」

次作『 ジップ&キャンディ ロボットたちのクリスマス 』 も自信作で、かなりの期待をもって出版したもののこれも3万部どまり…

芸能界から距離を置いてから数年のこの頃、世間からは
(最近見ない) (西野はオワコン)
などと言われていた。
いいモノを作ってもそれが世間まで届かなければ意味がない!!


【作品】は消費者に届くまでの”導線”をつくるまでしてやっと完成

 
他の日本人と同じように、自分もお金のことを勉強してこなかった
お金のことばかり考えるのはダサい、はしたないという思いを持っていたから、作るだけ作って売ることは会社や出版社に任せっきりになっていた
自分が生み出したモノを最後まで面倒を見ないことは”育児放棄”なんじゃないか?
という考えになった

”モノを売る”ということ/絵本の「おみやげ化」

自分の作品を売るところまで責任を持とうと思い、まずは消費者の視点に立って自分が買っているモノと買わないもののリストを作った

買っている買わない
食材・家電(生活必需品)  本・CD・壺(作品) 
観光地のみやげ物(思い出)


買うか買わないかの差は「生活に必要かどうか」によって決まる
これまで出版した絵本は”作品”だったから売れなかった

では、なぜおみやげは生活に必要なのか?
まず第一に、当時の記憶を思い出すためのソース・装置として
しかし、それは本質ではなくて、おみやげは「自分の身を守るため」に必要だ
家庭や会社の中での自分のポジションやブランディングを守るための盾として人はおみやげを買う

そこで、絵本も作品としてでなく”おみやげ”として売り出していこう!と
各地で原画展を開催し、そこでの体験の思い出の品として絵本を買ってもらう
この仕組みが奏功してヒットしたのが『えんとつ町のプペル』というわけだ

パティシエの小山さんの仕組みやディズニーランド、アパレルのFR2も商品・サービスのおみやげ化によって成功を収めている好例だ

売りたければ”意味をずらせ”

話題になるため、ヒットさせるためによく使う言葉が「意味をずらせ」だ
えんとつ町のプペル』を絵本としてではなくおみやげとしたように

CDが一番売れたのは1990年代の後半で、毎週のようにミリオンヒットが連発していた
それからCDがあまり売れなくなった理由の大きな理由は配信サービスがなかったからだ
では逆に条件が同じはずの1990年代前半以前よりも後半のほうがCDがよく売れたのか
それも実は意味ずらしにからくりがある

1990年代の前半から後半にかけて大きく変わったことといえば、CDの大きさの規格が12cmに統一されたことだ
これによってそれを保管、飾るためのCDラックが爆売れした
部屋にCDを飾るということがオシャレの一環に、CDに”インテリア”としての意味が加わったことによってこの時代にミリオンヒットが連発したのだ

その他の例として、
〇ビックリマンチョコ: チョコ X シール
〇AKB48: CD X 握手券・投票権
〇ライブTシャツ: Tシャツ X ファン同士のコミュニケーションツール・おみやげ
が挙げられるし、『プペル』もその段階に応じて
①X おみやげ ➡ ②X インテリア ➡③X ギフト(1人1冊じゃなく何冊でも買える)
という意味ずらしをしているおかげで、発売から3年以上たった今でも売り上げを伸ばし続けている

(時間終了)ありがとうございました!

まとめ

以上が今回の西野さんの講演のレポートでした。手書きのメモだけをもとに作成したので、少し抜けていたり表現を変えさせていただいたりした部分もあるのですが、趣旨はずれないようにまとめてみました
モノを売るために”意味をずらす”という考え方は、言い回しは違いますが「軸をずらす」や「2つ(以上)の要素を掛け合わせる」といったこととほとんど同じことなのではないかと思いました
簡潔な言葉でいうところの”付加価値”ですかね


また、『プペル』に関しては舞台化や映画化によってそのコンテンツの”原作”といった新しい意味も生まれてきそうですね!!

このレポートではお伝えすることはできなかったのですが、西野さんはもともとお笑い芸人だけあって他の芸人(ダイノジ)いじりや物事の例として色んな世代に刺さるあるあるネタなどもふんだんに盛り込んでいて、観客を飽きさせないという点でもすごい方だなと思いました!

講演終了後、急いでこのレポートを書きあげたので、まだまだ自分の中で講演内容の咀嚼ができておらずこれからやっていくつもりです!
講演に来られた方、また参加できなかった方もこのレポートをもとにいろいろ考えていただければいいなあと思っています!!

最後になりましたが、岡山まで来て講演してくださった西野さん、開催・運営に携わってくださった方々、そしてこの記事をご覧になってくれた皆様に感謝しております。ありがとうございました!!

コメント

  1. […] 2020/2/8 キングコング西野亮廣 講演会レポート satorustudy.com2020.02.08 まだご覧になっていない方はぜひ!! […]

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